仕様
ドラフト2020-12
仕様 | https://json-schema.dokyumento.jp/draft/2020-12/json-schema-core.html |
公開日 | 2022年6月16日 |
著者 | オースティン・ライト ヘンリー・アンドリュース ベン・ハットン グレッグ・デニス |
メタスキーマ | https://json-schema.dokyumento.jp/draft/2020-12/schema |
はじめに
JSONスキーマドラフト2020-12は、以前のドラフト2019-09に対する包括的な更新であり、フィードバックと実装経験に対応しています。このドラフトでは、JSONスキーマの作成と検証を簡素化する機能が導入されています。
ドラフト2020-12の更新の概要は次のとおりです。
- 再設計された配列とタプルのキーワード:
items
およびadditionalItems
キーワードが、prefixItems
およびitems
に置き換えられました。 - 動的参照:
$dynamicRef
および$dynamicAnchor
の導入により、古い$recursiveRef
および$recursiveAnchor
が置き換えられました。 - Contains と UnevaluatedItems:
contains
キーワードがunevaluatedItems
キーワードにどのように影響するかを指定します。 - 正規表現:以前のドラフトでの矛盾に対応し、Unicode文字をサポートすることが期待されるようになりました。
- メディアタイプの変更:スキーマメディアタイプパラメータを削除します。
- 埋め込みスキーマとバンドル:スキーマを複合スキーマドキュメントにバンドルするためのガイダンスを提供します。
- 語彙の変更:
format
語彙をformat-annotation
とformat-assertion
に分離します。
ドラフト2020-12のドキュメント
- 仕様
- コア: draft-bhutton-json-schema-01 (変更)
- 検証: draft-bhutton-json-schema-validation-01 (変更)
- 相対JSONポインター: draft-bhutton-relative-json-pointer-00 (変更点)
- 公開日: 2022年6月16日
- 汎用メタスキーマ
- JSON Schemaメタスキーマ
- JSON Hyper-Schemaメタスキーマ (2020-12 Validationを使用した2019-09 Hyper-Schema)
- JSON Hyper-Schemaリンク記述オブジェクトメタスキーマ
- 個別の語彙メタスキーマ
- 出力スキーマ
- 出力例
廃止されたDraft 2020-12ドキュメント
これらは、いくつかのエラーや不明確な箇所のため、機能やメタスキーマを変更せずに更新されました。
- コア: draft-bhutton-json-schema-00 (変更点)
- バリデーション: draft-bhutton-json-schema-validation-00 (変更点)